模擬授業

2005年10月29日 学校・勉強
ついに模擬授業の日だ。前日飲んでから準備したため、酔いが覚めるまでダラダラやってたら朝になってしまい、ほぼ不眠で学校へ。

もう、この授業終えれば残りは出席だけしてれば単位取れるので、後期の唯一の見せ場だ。さすがにテンションは上がりまくり。

ただ、グループの仲間は朝から緊張しっぱなし。嫌な汗かいてるし。

そして模擬授業として教壇に立つ。

教育実習に行った頃を思い出す。

あの時『ああすれば良かった』『ここは失敗だったな』

なんて後悔したことがあったから今回は最初から思い切りやった。

さすがに現役の学生から見れば圧倒されるぐらいの授業はやったつもりだ。

『すげぇ』とか『プロっぽい』

なんて声も聞こえた。

いやいや、みんなもあと数年生きれば同じようにできるよ。

なんとか成功して良い授業ができたと思う。教授からもお褒めの言葉を頂いた。

そして夜、お疲れ会と称し飲み屋へ・・・。

そこで2年生の学生が一言、

『授業ってあれこれ知識を伝えるんじゃないんですね』

と言ってきた。そして

『やっぱ気持ちが一番大事なんですね』と。

この一言を聞いた瞬間、俺はこのグループで模擬授業ができて
本当に良かったと思えた。素晴らしい仲間に出会えたし、またその中でお互いの成長が確認しあえる熱いものがあったと確信した。

自分も『気持ち』というものが一番大事だと思う。

知識があるだけでは何も分からない。情熱だけでは空回りすることもある。けど情熱がなければ授業は成り立たないんだよね。

役立つこと、良いこと言う先生はいっぱいいるけど、生徒が聞く耳持たないのは情熱が足りないのかもしれない。

足りないというか、燃やし方が違うのかもしれない。

生徒の立場から見て物事を考えれば、また違ってくるのかもしれない。

今日は大収穫な一日だった。

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