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卒業
2002年3月23日ついに長かった学生生活が終わった。昨日の卒業式はラストを締めくくる素晴らしいものとなった。俺にはたくさんの仲間がいて、みんなこれから先社会に出る。それはお互いがバラバラになることでもあり、非常に寂しい。
先週に千葉に引越し、初の一人暮らしをスタートさせたが、やはり辛い。不安や恐怖の余り、夜中に吐いてしまった。こんな体験も生まれて初めてである。これから先、本当に自分は仕事をやっていけるのかと考えると怖くて仕方ない。極力弱い胃はいつ耐え切れなくなるのかと思うと、健康だけには惜しみなく費やそうと思う。
卒業式では四年間共に笑い、悩み、成長してきた仲間がたくさんいてあっという間に時間が流れた。それは最後の灯火であり、分岐点でのスタートランプであり、非常に大事な時間だったと思う。俺はこの日、初めて道端で人前で泣いた。やはり寂しさには勝てなかった・・・もっと学生でいたい、みんなと遊んでいたい、そんな気持ちで一杯だった。一人になることにとても恐怖を感じる。
次にみんなに会えるのがいつになるかは分からない。だけど次に会うとき、笑顔で会いたい。愚痴や不満があってもいいが、出来れば今の自分に納得がいく人生でありたいと思う。そうすれば楽しく今や昔を語れるのだと思う。
昨日みんなと過ごせたおかげで、仕事を頑張ろうという気持ちになった。本当にやっていこうと、もっともっと成長した自分をみんなに見せようと、今ここに誓う。俺はやるぞ。強い男になるぞ!!人生は終わりなき旅だ。日々挑戦は続く・・・。
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