あと何日かで今年も終わるから

27、28にかけての日記はしげとかぶるので、そちらを参考に（勝手に引用している。）

28日から大晦日までバイトだ。しかも元旦休んだら6日までバイトだ。年末年始は4年間でろくな思い出が無い。ずっとバイトだ。あった休みは入院して強制的に休んだぐらいだ。

でも俺が、この労働基準法にひっかかりそうな程待遇の悪いバイトをやめなかったのは、店長とその姉さんのおかげである。この二人はそこらへんにいる人たちと少し、いやかなり違う。常軌を逸しているのだ。俺が例えるなら「お笑いのファンタジスタ」とでも言おうか。とにかくセンスがある。面白い。それだけでなく様々なことに詳しい。アニメソングとか車の内装とか、別に生活していくうえで必需品ではないことに詳しい。

必要ではないが詳しいことに魅力を感じる。必要か不必要かで物事の価値を決めるのはあまりにも寒い。そんなことより、とにかくこの二人の存在があってバイトが楽しく出来た。ここでいろいろなことを覚えた。どれも役立ちそうに無い。嘘です。今役立たなくても、それは将来必ずどこかで生きると思う。それが俺の人生を変える局面で生きると思う。そんなバイトだった。上辺だけのバイトでなく、何か内面的なものを鍛えられた。自然な笑顔がやっとでるようになった。嫌々ながら笑顔で接客してきたレストランのウェイター時代が懐かしい。

あと1ヶ月でバイトをやめる。そのあと金が入ってくる予定は無い。つまり1月の給料で卒業旅行や4月までの生活をやりくりしないといけない。はっきり言って無理だ。でも何とかしなきゃいけない。う〜ん、無理だ・・・。