地元  友情

2001年2月17日
 夜になると週3ペースぐらいで電話が来る。そう飲みの誘いだ。昨日も来た。

 だけど俺は酒が飲めない。「とりあえず最初の生」を半分飲んだ時点で顔は真っ赤になりフラフラになった。いつもならこの後ジュースで逃げるのだが、昨日はヒートしてしまった。普段からとっても仲のいい4人で集まり中学時代の話しに花を咲かせた。

 もちろん中学時代なので3年分の話しがあるのだが俺は転校生なので中3の時しか横須賀に住んでいない。だけど未だにこの横須賀を地元として友達と交流を図っている。

 教師を目指している分、中学生とかの行動も人より分かっていたいのだが、普通中学3年にもなると人生最初の試練でもある受験に挑まなければならない。転校生なんて気にしてる場合じゃなく勉強するのが普通だと思う。

 だけど俺の転校したクラスはおかしかった。入試一週間前でもクラスで大縄跳びをしたり夜まで学校でトランプしてたり平気で勉強しないで遊んでいた。もちろん俺もクラスに溶け込めてというか昔からそこにいたような気にすらなるのだ。卒業式を含め何度泣いたことか・・・・。

 っていう話しを昨日飲み屋で閉店近くまでしてた。いきなり呼び集めて飲んでもネタは尽きない。いくら話しても限(キリ)がない。口をそろえて言う事が「中学3年生に戻りたい」だ。そのぐらいあの一年は素晴らしいものだったと思う。多分昔が楽し過ぎたために今の自分が納得できなくてつまらない事で駄目になったりイライラしたりしてるんだと思うんだ。こいつらと喋っていると普段の嫌なことなんてどうでもよくなる、どうにでもなるんだなと。
今日はなんだかいい気分なので大好きなこの唄を

 

 泣かないで恋人よ

遅すぎる事なんて 本当は
一つもありはしないのだ
何するにせよ 思った時が
きっとふさわしい時

チッポケなウソといた夜には
自分がとてもチッポケな奴
ドデカイ ウソをときとおすなら
それは本当になる

泣かないで 恋人よ
何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ
どうにかなるようになる

あきらめきれぬ事があるなら
あきらめきれぬとあきらめる
あきらめきれぬ事があるなら
それは きっといい事だ

泣かないで 恋人よ
何もかも うまくゆく
泣かないで 恋人よ
どうにかなるようになる


THE BLUE HEARTS「HIGH KICKS」より

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