さぼりの代わりに

2000年10月24日
    教育について学校について
 
 昔(戦前)は学校は別世界の場所にあった。無論教師と言う職業は特別な存在であった。だが現在学校は荒れ、教師の威厳などかけらもない。いや、教師というより学校に対する社会の視点が変わったのか?無理やりに学校、義務教育を受けているようにも思える。そう、今は勉強を教える機関などいくらでもあるから学校に何しに行くのか解らない状態なのである。では本当のところ学校のどの辺に問題があるのか?学級崩壊、いじめ、体罰、教師の怠慢など身近にニュースで流れる話題がある。しかし、実際のところ社会と学校の距離はとても遠くに感じる、学校の制度だけ何故か時代に乗り遅れ昔の官僚主義のような気さえもする。制度も子供も変わり教師は一体何ができるのか?教師が何もできないと、それはそれで問題が起きた時の矛先は教師に向かうのだ。教師は生徒の心の表情が見たいが、生徒は教師に心を開かない。だがいじめがあったりすると学校に『責任』を求める、そう、『責任』この辺が昔と違うところなのかと思う。何故学校や社会に責任を求めるのか、責任を求めるほど家庭内の教育はしっかりしているのか?学校よりも家庭内に問題はないのか?と疑問を投げたくなる。やはり学校に問題を探すより、学校、家庭、社会の関係の悪さに問題があるようだ。これはどうすれば解決する、というよりは時代の流れにどこまで合わせられるかか課題だと思う。今日はこんなところで。

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